天地雷鳴士については、42.5%という数字でした。
天地雷鳴士は「げんま」を状況に合わせて使い分ける職業であり、同時に「げんま」と協力し合う職業です。バトルが苦手な冒険者にとってはとても使いやすい職業ですが、バトルを遊び込む冒険者には物足りなかったのかもしれません。
ひとつ前の職業であった「占い師」は、71.8%と非常に高い評価をいただいています。これはデッキ編成による汎用性の高さ、タロット合成、コレクション要素など、さまざまな面で遊びがいがあったからかもしれません。
とはいえ、職業には多様性をもたせることや、それぞれの役割もありますので、単純な比較はできないと思っています。
占い師に比べて天地雷鳴士の満足度がげろ低いです。この数字について安西先生はこのように分析しておられます。
- 天地はバトル苦手な人には良いけどガチ勢には物足りないから満足度が低い。
- 占いは汎用性が高く、合成やコレクションなど遊びがいがあったので満足度が高い。
- 職業には多様性と役割分担があるから単純比較はできない。
ちょっと何言ってるか分かりませんね。
もっとこう素直に「現状よくないので、こういう方向で調整を考えてます」みたいな、期待を抱くような話が欲しいです。
仕方ないので、「もしもボックス」を使ってみます。
もしも天地雷鳴士がこんなコンテンツだったら
げんまおうコインを追加!
げんまおうコインを魔法の迷宮に捧げると、幻魔の王がボスとして出現するぞ!
※げんまおうコインの入手方法は、天地雷鳴士でフィールドモンスターを倒すことによりドロップします。
げんまおうを倒すと報酬の「げんまの果実」が手に入る!
「げんまの果実」を使用すると、選んだげんま(カカロン、クシャラミ、ドメディ、バルバルーのうち1体)に経験値を与えることができる。経験値が貯まると、げんまがレベルアップするぞ!
げんまは最初、AIがゴミで通常攻撃とかが多め。レベルが上がるにつれ、好きなスキルの優先度を高めたり、不要なスキルを封印できる!(レベル最大でもある程度のランダム性が残るので、サポほど賢くなったり、仲間モンスターほどスキルを限定できない)
さて、お分かりの通り、占い師の「タロットコイン」システムの流用です。
タロット合成やデッキ編成を、『げんまのカスタマイズ』に置き換えています。
こうして成長要素を加えることで、天地雷鳴士もひとつの遊べるコンテンツになったわけですね。
最終的に成長しきった状態が今の天地雷鳴士や幻魔と同じだとしても、こうやって育てる遊びを取り入れるだけでもユーザーの印象は違ったと思います。スカスカ度も軽減できますし。
最初から幻魔のレベル50固定で、調整はアプデによる宝珠強化やAI調整だけ……これじゃあ情緒ってもんが無ぇですよ!
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